「オルチャンメイク」という言葉が韓国で流行ったのは2003年頃だと言われています。
その後、日本でもK-POPや韓流ドラマが人気となり、若い女性を中心に流行しています。
今回はオルチャンメイクの基本メイクについてご紹介します。
韓国女性の「オルチャンメイク」の意味とその特徴
「オルチャンメイクとはどういう意味?」と聞きなれない人もいると思います。
オルチャンとは「オルグル(顔)」と「チャン(最高)」を合わせている言葉です。
オルチャンメイクをそのまま分かりやすく訳すると「最高にかわいい顔のメイク」の意味になります。
オルチャンメイクの特徴については、きらびやかな目元と濡れたような口元、そして透明感を出しツヤ肌に魅せるベースにあります。
オルチャンメイクは日本のメイクとどう違うのか
日本のベースメイクはナチュラルなすっぴん風であり、マットな仕上がりです。
オルチャンメイクは、ツヤ肌が好まれます。
韓国語で「水光(ムルグァン)肌」と呼ばれており、ツヤとマットの質感に違いがあります。
オルチャンメイクのベースメイクに使うアイテムや特徴
韓国コスメの化粧下地やベースメイクはツヤ肌にできるものが多いです。
保湿力があるため、乾燥による小じわやくすみをカバーしやすいのが特徴です。
オルチャンメイクのベースは、透け感のある水光肌(ツヤ肌)で、ファンデーションよりも下地を活用します。
クッションファンデーションはみずみずしさが特徴で、オルチャンメイクに必須アイテムです。
そのツヤを消さないためにフェイスパウダーを部分使いします。
オルチャンメイクのアイメイクの色や、特徴
イエベさんはオレンジブラウンやコーラルピンク、ブルベさんはグレージュやピンクブラウンなど、パーソナルカラーに合わせてアイメイクを仕上げます。
アイラインはナチュラルな仕上がりのペンシルタイプを使い、アイシャドウの締め色でラインをぼかします。
涙袋は自然な仕上がりで、黒目の下にのみ少量ラメをのせます。
オルチャンメイクのチークの乗せ方や特徴
オルチャンメイクのチークはふんわりとのせます。
ベースがツヤ肌なので、高発色なチークは不自然にならない量を広範囲にぼかします。
頬骨からCゾーンにかけてシームレスにブラシでのせましょう。
オルチャンメイクのくすまないリップメイクのやり方や特徴
オルチャンのリップメイクは、じんわりと濡れたような唇を意識します。
くすみなどはコンシーラーを使用して整えます。
縦じわなどもカバーできるでしょう。
韓国では落ちないティントタイプのリキッドルージュが沢山発売されています。
淡さをかさねてグラデーションをつくるようにのせましょう。
中心にぷっくりのせるのがポイントです。
オルチャンメイクをする際の注意点
厚塗り
オルチャンメイクは透き通るような水光肌が特徴です。
そのため、ファンデーションの厚塗りは要注意です。
マットな質感に仕上げる日本のメイクではなく、みずみずしい潤い肌に仕上げることを意識しましょう。
ポイントメイクも、日本のメイクのように、ラメやパール感のあるアイシャドウやルージュなどでギラつかないように意識します。
アイライナーの使い方
さらに、アイメイクではアイライナーにて囲ってしまわないように意識しましょう。
あくまでも透明感のあるツヤ肌、ナチュラルな平行な眉、ぼかしたアイラインとキラキラのアイシャドウ、じんわり濡れたようなグラデーションリップ、この韓国コスメを上手に活かしましょう。
もちろん、使用するコスメブランドは韓国のものを選ぶようにします。
まとめ
いかがだったでしょう。
オルチャンメイクはカワイイ顔に魅せるだけでなく、そのベースはツヤ肌に魅せなければなりません。
日本人からすれば、くすみなど肌悩みが目立つため、ベースはしっかりメイクしましょう。
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